『POSSE vol.18』が3月下旬から発売されます。
特集は「ブラック企業対策会議」です。
「ブラック企業」に対する報道や議論が勢いづき、かつての派遣労働問題のような盛り上がりを見せつつあります。 しかし、具体的な政策は実現されておらず、このままでは無力な「ブラック企業ブーム」を繰り返すことになりかねません。 必要なのは現場での労働相談の取り組み、そしてそれを社会的なイシューとして焦点化するための議論であり、労働問題にとどまらず、社会全体に被害をもたらす「ブラック企業」に対する問題意識は、イデオロギーを超えて一致できるし、しなくてはなりません。
そこで今号特集は「ブラック企業対策会議」と題し、労働運動の壁を越え、経営者、作家、評論家、マーケティング・アナリスト、国会議員、研究者など様々な立場の方たちから意見を集めました。
また、巻頭には大阪市天王寺区での生活保護「不正受給」に関するルポを掲載。
作られた「不正受給」の実態や、生活保護制度がどうあるべきなのか、またブラック企業と生活保護費の引き下げの関係性を検討しました。
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『POSSE』は日本で唯一の若者による労働問題総合誌として、2008年9月に創刊しました。NPO法人POSSEのスタッフが中心となり制作し、これまで16巻を出版、4年目を迎えました。労働・貧困問題をテーマに、現状、政策から文化までを論じています。
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