■『POSSE vol.8 特集 マジで!?ベーシックインカム』
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A5判/168頁/本体500円+税
・朝日新聞「回顧2010論壇」で、松原隆一郎東大教授から2010年の「私の3点」に『POSSE vol.8』論文が紹介されました。【PDF】(2010/12/20)
・朝日新聞「論壇時評」で、東浩紀さんに『POSSE vol.8』を紹介していただきました。【PDF】(2010/09/30)
■vol.8目次
■特集 マジでベーシックインカム!?●東浩紀(批評家・作家)
情報公開型のBIで誰もがチェックできる生存保障を
多様な「生」を認める社会の
「究極のサービスプラットホーム」とは
●飯田泰之(駒澤大学准教授)
経済成長とBIで規制のない労働市場をつくる
ルールに基づいた最低限のセーフティネットで
「結果の平等」を保障するために
●小沢修司(京都府立大学教授)
BIと社会サービス充実の戦略を
新自由主義のBI論を警戒しつつ、
共闘するための方法とは
●萱野稔人(津田塾大学准教授)
ベーシックインカムがもたらす社会的排除と強迫観念
「労働からの解放」?「パターナリズムの克服」?
BI論者がさらけ出した国家と資本主義への無理解とは
●後藤道夫(都留文科大学教授)
「必要」判定排除の危険
―ベーシックインカムについてのメモ
「無条件」の所得保障こそが生存をおびやかす!
そして、多様化する時代の新しい福祉国家とは
●竹信三恵子(朝日新聞編集委員)
なぜ「働けない仕組み」を問わないのか
〜BIと日本の土壌の奇妙な接合
女性の職場は「いまのままでいい」!?
共感を呼ぶ「現状肯定」のメッセージ
●都留民子(県立広島大学教授)
コラム・フランスのベーシックインカム論とRSA
●錦織史朗(大学院生)
ベーシックインカム論の「自由」観の貧困
BIを称賛する左派へ
現物給付との両立はいまの日本では不可能だ
●齋藤幸平(ベルリン自由大学・大学院生)
ヨーロッパにおけるベーシックインカムと新自由主義
西欧の左派はBI論をどう受けとめているのか
●清水知子(筑波大学専任講師)
労働と思想8
S・ジジェクと現代リベラル資本主義
スターバックスの「倫理」から
ネグリの「非物質的労働」までをラディカルに挑発
●本誌編集部
日本版「第三の道」は欧州とどこが違うのか
「流動化」、「社会参加」、「新しい公共」…
菅政権の新成長戦略を検証!
●熊沢誠(研究会「職場の人権」代表)
われらの時代の働きかた
ゼミナール同窓会顛末1
●吉田美喜夫(立命館大学教授)
実践的労働法入門
「試用期間」の「新卒切り」は有効?
●阿部真大(甲南大学専任講師)
ユニ×クリ
ASIAN KUNG-FU GENERATION
「さよならロストジェネレイション」
●後藤和智
検証・格差論
「ニート」論とはなんだったのか
―玄田有史の変遷を中心に
●川村遼平(POSSE理事)
労働相談ダイアリー
「がんばって!」よりも「無理してない?」
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『POSSE』は日本で唯一の若者による労働問題総合誌として、2008年9月に創刊しました。NPO法人POSSEのスタッフが中心となり制作。労働・貧困問題をテーマに、現状、政策から文化までを論じています。
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