11月3日【学生向けイベント開催のお知らせ!】(第2弾)『外国人差別の最前線で権利を支えるNPOの取り組み 支援現場で活動する学生スタッフによる報告』

■こんな人におすすめ

・日本社会で暮らす外国人労働者の労働実態を知りたい
・外国人労働者の権利実現のためにどんなことができるのか知りたい

・社会問題の解決に向けたNPOでのボランティア活動に関心がある

■イベントの内容:
現在、POSSEの労働相談窓口には、「機械に巻き込まれて手足を失った」「パスポートを取られて強制帰国させられた」といった外国人労働者からの相談が多数寄せられている。POSSEでは、こうした相談に対応しながら、外国人労働者の人権侵害をなくしていくための活動を行っている。

過去には、スターバックスのサプライチェーンで働いていたカンボジア人技能実習生がパスポートを取り上げられ強制帰国させられた事件で、和解解決を勝ち取ったケースもある。その事件では、サプライチェーン上の人権侵害を告発するためのアクションの実施や、カンボジアの労働組合や国際NGOと連携しながら、技能実習生の強制帰国に関与した日本企業の責任追及を行なうなど、国境を超えた支援活動も行ってきた。

本イベントでは、外国人労働問題の最前線から見えてくる実態と、権利行使を支えるNPOの取り組みについて紹介していく。具体的な事例と取り組みを見ていきながら、外国人労働者の権利を実現するために何ができるのか、私たちと一緒に考えていこう。

■日程:11月3日(日)

開演14:00 – 閉演16:00

■スケジュール

13:45 入場開始

14:00 開演

14:10-15:10 POSSE田所・岩橋による報告(60分)

15:10-15:55 質疑応答・ワークショップ(45分)

16:00 閉演

■開催場所:
北沢タウンホール 第1集会室
小田急線下北沢駅東口 徒歩5分
京王井の頭線下北沢駅京王中央口 徒歩5分

■参加方法:
このリンクからpeatixの申し込みサイトへアクセスし、チケットの申し込みをお願いします。

学生・若者の参加費は無料です!

■報告者プロフィール
田所 真理子ジェイ
1996年神奈川県生まれ。NPO法人POSSE外国人労働サポートセンター学生スタッフ。マルチリンガルを活かし、国家戦略特区で働くフィリピン人家事労働者の大量雇い止め事件をはじめ、食品工場や介護などエッセンシャルな領域で働く外国人労働者の権利行使を支えている。昨年は、台湾の移民労働運動30周年シンポジウムに参加し、アジア各国の活動家とも交流。国際的な移民労働問題の解決を目指し、国境を越えた運動を広げていくために日々活動している。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」、JAM THE WORLD-UP CLOSE、フランス「リベラシオン」新聞、朝日新聞 GLOBEプラスなど、各種メディアにて外国人労働実態について発信している。

岩橋 誠
1989年愛知県生まれ。NPO法人POSSEスタッフ。2019年4月に「POSSE外国人労働サポートセンター」を発足させ、英語と日本語で労働・生活相談に対応している。国際NGO・Clean Clothes Campaign運営委員、北海道大学公共政策学研究センター研究員。共訳書に『ジェネレーション・レフト』(堀之内出版)、『オートメーションと労働の未来』(堀之内出版)。共著に『外国人労働相談最前線』(岩波ブックレット)。国際ジャーナリストとして日本の実態を海外に発信している。

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