生活相談
NPO法人POSSEでは、電話・メール・事務所への来所による生活相談を受け付けています。 相談料は一切いただいていません。 相談内容は、社会保険や生活保護の受給希望、奨学金返済の困難など多岐にわたっています。 また、1人の相談者の方が抱える問題が1つでないことも少なくありませんが、そういった状況にも全面的に対応しています。
▼活動内容
NPO法人POSSEの相談活動は、生活上の様々な困難を抱えた方に対して制度や法律などの利用を重視しながら適切なサポートを行うことを目的としています。
具体的には、相談者の方から経緯を伺い、問題の状況をしっかりと把握した上で、行政手続の同行、情報提供、法的なアドバイスなどを行うことで問題の解決を図ります。
例えば、役所への生活保護の申請にスタッフが同行したり、奨学金の返済猶予など、各種救済制度に関する情報を提供したりしています。
ただしこのような場合でも、相談者の方を制度につないで終わりにするのではなく、その後も連絡を取り合うことで、継続的・長期的なサポートを行うことを目指しています。
また、学習会での相談事例の共有・分析、相談スキルの養成や問題状況の正確な把握、的確な知識の獲得に努めています。さらに、個別の事例を社会に発信すべく、記者会見やシンポジウムを開催したりもしています。
生活に困っている方をサポートしたい、貧困問題についてもっと知りたい、社会へ発信したい、という方は、ぜひ一度お気軽にPOSSE(ポッセ)までお越しください。
※相談内容は個人情報保護法に基づき適切に管理しております。
相談したいという方は生活相談窓口をご覧下さい。
▼活動頻度
行政の窓口が開いていない土日祝日も相談を受け付けています。
相談活動に携わってみたいという方は、まず一度相談の見学や、会議に参加することをおすすめします。
会議は月2回程度の頻度で、震災・貧困班にて行っています。
相談の受け方を習得すれば、相談を自分で受けることもできます。
▼活動実績
・年間200件以上の相談に対応しています。
・生活相談保護ホットラインは毎日新聞、産経新聞 などの主要メディアで取り上げられました。
・2014年1月24日に、生活保護問題対策全国会議と共同で、厚生労働記者会にて記者会見を開催し、2011年1月1日から2013年12月31日までの計463件の生活相談事例の分析結果と、直近の水際作戦の事例を公表しました。