■『POSSE vol.46 特集 どうなる? コロナで激変する働き方』
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A5判/192頁/本体1,400円+税/2020年12月10日発行
■vol.46目次
ウーバーイーツをはじめとしたギグワークの増大、
テレワークの進展、解雇・倒産の増加による失業の拡大……。
コロナ禍は労働市場に大きなインパクトを与え、
私たちの働き方は急激な変化に見舞われている。
本誌特集では、コロナ禍で激変している労働のあり方とそのなかで浮上していきている新たな課題を、さまざまな角度から検証、考察した。
コロナ後の未来を見据え、この激動期のなかでこそ、
私たちの労働のあり方を見直していく必要があるだろう。
◆特集「どうなる? コロナで激変する働き方」
「ポスト・コロナ」を見据えた在宅ワークの働き方――ドイツで広がる「つながらない権利」の要求に学ぶ
大重光太郎(獨協大学教授)
従業員シェアリングの課題・留意点
――法的側面から
嶋ア量(弁護士)
プラットフォームワーカーに対する法的保護のゆくえ
――コロナ危機のもとで進む政策議論の問題点は?
川上資人(弁護士)
コロナ禍で「名ばかりフリーランス」問題に新展開
――yoggyインストラクターユニオンの取組み
金子まゆ美(yoggyインストラクターユニオン副執行委員長)
「ホワイト企業」ワタミの光と影
――「ワタミの宅食」事件から見えてくるポスト・コロナの労働問題
本誌編集部
コロナ危機で会社が廃業! そのとき従業員はどうするか?
――東部労組めがねおー支部の事例から考える、自主営業という選択肢
須田光照(東部労組書記長)
コロナ危機であらわになる「貧困社会」の実態
――生活相談の現場から考える
POSSE生活相談班
◆ミニ企画「社会運動とストライキ」
なぜアメリカの労働者はBlack Lives Matterに連帯しストを打つのか本誌編集部
命をまもる看護師のストライキ
――あらゆる人々の生存と社会正義を求めて
山本健太朗(ブラックバイトユニオン組合員)
◆単発
竹中平蔵のベーシックインカム論は何を目指すか本誌編集部
外国人労働者に対する「強制帰国」の実態
――暴力行為や拉致が横行する人権侵害の現場
NPO法人POSSE外国人労働サポートセンター
企業が外国人労働者のパスポートなどの身分証明書を預かる行為の禁止を求めて署名活動をおこなっています
NPO法人POSSE外国人労働サポートセンター
最高裁判決は非正規への差別を拡大させるか?
非正規差別訴訟の争点を考える
本誌編集部
家族ケアの限界がもたらす若者世代の絶望
――ケアを〈コモン〉に
渡辺寛人(本誌編集長)
国を動かした履歴書「性別欄」廃止!
――差別是正のために廃止が必要な理由
本誌編集部
◆連載
My POSSEノート page8「不正義に抗議する」ということが当たり前の社会を
LGBTQと労働運動の交差点 第2回
性別欄の扱いは労働問題でもある
遠藤まめた(LGBT系ユースの居場所「にじーず」代表)
聡子の部屋セレクション 第2回
戦後75年、戦争の記憶をどう継承するか?
吉田裕(歴史学者)×梁・永山聡子(社会学者)
海外留学見聞録 No.6
マレーシア サンウェイ大学
岩ア真夕(POSSEボランティア)
映画のなかに社会を読み解く 第4回
ハラスメントと映画『スタンドアップ』『スキャンダル』『セッション』『ミッドナイトスワン』
西口想(文筆家・労働団体職員)×河野真太郎(専修大学教授)
現代韓国フェミニズム 第4回
性搾取問題として性売買を見つめる・上
古橋綾(東京外国語大学非常勤講師)
ラダイトと脅迫状 第2回
「業界の最低の悪党だ」
萩田翔太郎
スポーツとブラック企業 第8回
スポーツ選手の政治的発言は悪なのか?――大坂なおみのボイコットをめぐって 常見陽平(千葉商科大学国際教養学部准教授)
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『POSSE』は日本で唯一の若者による労働問題総合誌として、2008年9月に創刊しました。NPO法人POSSEのスタッフが中心となり制作。労働・貧困問題をテーマに、現状、政策から文化までを論じています。
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