■『POSSE vol.39 特集 #MeTooはセクハラ社会を変えられるか?』
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A5判/192頁/本体1,400円+税/2018年7月20日発行
■vol.39目次
性暴力・セクハラの被害を受けた女性たちが声をあげ、日本社会でも#MeTooムーブメントが広がっている。
こうした動きは、セクハラの蔓延する社会を変えていくことができるのだろうか?
労働、貧困、差別の視点から、働き、生活する場において女性がいかなる苦境に置かれているのか、その状況に対してどのような取り組みが求められているのかを実践的に問いなおす。
◆新連載
立ち上がる労働者たち第1回 会社を懲らしめたい!
北良樹(ジャパンビバレッジ現職従業員)
働く私たちのいまどきLIFE
第1回 マッチングアプリ
本誌編集部
◆特集「#MeTooはセクハラ社会を変えられるか?」
少女を買う大人にNO!と言える社会に――性売買の実態とセクハラ社会ニッポンの醜態
仁藤夢乃(女子高生サポートセンターColabo 代表)
女性専用車両への悪質な乗り込みを止めるために
――加害者に責任をとらせるためのヘイトウォッチ戦略
梁英聖(NPO法人反レイシズム情報センター代表)
包括的な支援でセクハラに対抗する
――セクハラと闘う労働組合パープル・ユニオンの取り組み
佐藤香(パープル・ユニオン執行委員長)
#MeToo の風をユニオンの力に変えて
――セクハラ被害を訴え続けた当事者とユニオンの闘い
本誌編集部
女性を孤立させる社会を終わらせるために
竹信三恵子(ジャーナリスト 和光大学教授)
◆ミニ企画「闇に葬らせない、旧優生保護法」
被害者の声が社会を変える力になる――旧優生保護法強制不妊手術の国賠訴訟に至るまで
新里宏二(弁護士)
未克服の優生思想と労働・貧困問題の視点
――宮城県で声を上げた旧優生保護法の被害者の事例を中心に
本誌編集部
◆緊急企画「東京駅の自販機を空にした労働組合」
私はブラック企業と闘い続ける――ジャパンビバレッジのストライキ闘争
北良樹(ジャパンビバレッジ現職従業員)×青木耕太郎(総合サポートユニオン代表)
ジャパンビバレッジ闘争への応援メッセージ
――ブラック企業が蔓延する社会を変えるために
常見陽平(千葉商科大学専任講師)×森ア巌(全労働省労働組合委員長)×栗原耕平(AEQUITAS)×原田仁希(首都圏青年ユニオン)
労働者の階層分離とジャパンビバレッジ闘争の意義
――階層としての「一般労働者」の大規模な出現と新しい労働運動の可能性
今野晴貴(NPO法人POSSE代表)
◆単発
『原発事故と「食」』刊行記念対談放射能汚染から考える成熟社会への課題
――分断を越える「食」の可能性
五十嵐泰正(筑波大学大学院准教授)×藤原辰史(京都大学准教授)
高度プロフェッショナル制度が過労死を促進する
――労働時間規制撤廃の落とし穴
本誌編集部
労働基準監督署は裁量労働制をどう取り締まるのか?
――現役労働基準監督官インタビュー
現役労働基準監督官
『貧困と自己責任の近世日本史』著者インタビュー
現代日本の自己責任論を、近世日本社会から問い直す
木下光生(奈良大学文学部教授)
書評 稲葉剛・小川芳範・森川すいめい 編
『ハウジングファースト――住まいからはじまる支援の可能性』
本誌編集部
◆連載
知られざる労働事件ファイルNo.13 外国人技能実習生に対する暴行・傷害事件への対応
土屋信三(スクラムユニオン・ひろしま委員長)
スポーツとブラック企業
第3回 日大アメフト部危険タックル問題について語るときに僕の語ること
常見陽平(千葉商科大学専任講師)
西洋留学見聞録
No.2 イギリス SOAS大学
石川せり(国際環境NGO グリーンピース・ジャパン スタッフ)
NGOレポートで読み解く第三世界の労働
No.2 おもちゃの裏側
本誌編集部 訳
それぞれの町で
リレー連載 第4回 産業集積地におけるネットワークと外部者
山脇耀平(EVERY DENIM共同代表)
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『POSSE』は日本で唯一の若者による労働問題総合誌として、2008年9月に創刊しました。NPO法人POSSEのスタッフが中心となり制作。労働・貧困問題をテーマに、現状、政策から文化までを論じています。
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