POSSE vol.42

『POSSE vol.42 特集 ストライキが変える私たちの働き方』

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A5判/176頁/本体1,400円+税/2019年7月16日発行




■vol.42目次
日本では久しく忘れ去られていたストライキという闘い方が、にわかに注目を集めている。
図書館司書、私学教員、保育士、自動販機ベンダー……さまざまな業種の労働者たちが、自らの労働条件を改善するために、ストライキを武器に闘いはじめた。
そして彼ら彼女らのストライキは、SNSやメディアを通じて社会的な注目と支持を集めている。
なぜ、いま、ストライキが支持されるのか。現代のストライキは、過去のストライキと何がどう異なるのか。21世紀におけるストライキの意義を改めて問う。

◆新連載

貧困研究の視点から社会を探る
第1回 災害と貧困

岩田正美(日本女子大学名誉教授)×渡辺寛人(NPO法人POSSE事務局長)


◆特集「ストライキが変える私たちの働き方」

練馬区立図書館・非常勤司書のストライキ闘争に迫る
――彼女たちのパワーの源泉はどこにあるのか?

三澤昌樹(練馬区立図書館専門員労働組合特別執行委員)

自販機産業ユニオンの挑戦
――順法闘争とストライキで業界改善へ

本誌編集部

学校×ストライキ
――教育現場を取り戻すための闘い

本誌編集部

全労働者を結集するストライキを
――ストライキは「伝染」する

須田光照(全国一般東京東部労働組合書記長)

サービス業時代の「新型ストライキ」とは
――社会連帯型ストライキが生み出す共感と交渉力

浅見和彦(専修大学教授)

今日のストライキ その特徴とは何か?
今野晴貴(NPO 法人POSSE 代表)


◆単発

外国人労働者の人権を守るための活動へのご支援をお願いします
NPO法人POSSE外国人労働サポートセンター

社会構造的な視点から「中高年ひきこもり」問題を考える
――再チャレンジ困難な社会はいかに形成されたのか

本誌編集部

書評 今野晴貴・藤田孝典 編著『闘わなければ社会は壊れる―〈対決と創造〉の労働・福祉運動論』
新世代のための社会運動論

本誌編集部

ファストファッション
――安さの理由その裏側の人権侵害にいどむ

伊藤和子(弁護士/ヒューマンライツ・ナウ事務局長)

アンダークラスと新しい階級社会
――格差社会と闘うために

橋本健二(早稲田大学教授)

「経営者の労働運動」から業界の改革へ
――コンビニ加盟店ユニオンの展望

吉村英二(コンビニ加盟店ユニオン副執行委員長)

POSSE叢書004『なぜオフィスでラブなのか』刊行記念
――オフィスラブはどこへゆく?

西口想(労働団体職員)×渡辺寛人(NPO法人POSSE事務局長)

気候変動からポスト資本主義をラディカルに構想する
――ナオミ・クラインとマルクスのエコ社会主義というヴィジョン

星野真志(イギリス文化研究者)×斎藤幸平(大阪市立大学准教授)

アスリートたちのもう一つの試合場(後編)
――世界の選手会が闘うなか、日本はどうする?

川井圭司(同志社大学教授)


◆連載

社会を変えるのは私たち
第3回 世界に広がるムーブメントと日本のこれから

大澤祥子(一般社団法人ちゃぶ台返し女子アクション共同代表理事)

知られざる労働事件ファイル
No.15 タクシー会社「第一交通産業」の労働組合潰しとの闘い

成田喜博(第一交通労働組合執行委員長)

スポーツとブラック企業
第5回 スポーツ漫画というトンデモ作品

常見陽平(千葉商科大学国際教養学部専任講師)

それぞれの町で
リレー連載 第7回 瀬戸内発若手兄弟デニムブランド「EVERY DENIM」のこれまでの取り組み

山脇耀平(EVERY DENIM共同代表)

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書店注文は堀之内出版(TEL:042-682-4350 FAX:03-6856-3497)にご連絡ください。

POSSEとは

『POSSE』は日本で唯一の若者による労働問題総合誌として、2008年9月に創刊しました。NPO法人POSSEのスタッフが中心となり制作。労働・貧困問題をテーマに、現状、政策から文化までを論じています。

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