2012/6/19
イベント「若者による〈労働〉系メディアが、いま必要な理由」を開催しました

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イベント

6月2日(土)に下北沢の北沢タウンホールにて、イベント「若者による〈労働〉系メディアが、いま必要な理由」を開催しました。 当日は学生や社会人を中心にたくさんの方に来ていただきました。 参加者の方は20代の若者が多く、雑誌『POSSE』を読んだことがあるという方がほとんどでした。

講演では『POSSE』編集長の坂倉昇平が、2008年から発行されてきた『POSSE』のこれまでの歴史や編集方針、 これからの展望などについて話しました。 雑誌『POSSE』の前身であるフリーペーパー『POSSE』の失敗談や、雑誌『POSSE』の刊行当初は編集長がほぼ一人で 制作していたという裏話なども語られました。 質疑応答では雑誌の対象者やねらい、NPOにおける出版事業の社会的意義、最近の生活保護バッシング報道など様々な視点から多くの質問が挙げられ、 時間の許す限り編集長が持論を展開しました。

イベント後半のワークショップでは、参加者と編集部のボランティアスタッフがテーブルを囲み、活発な意見交換がなされました。 雑誌の編集や取材の方法、ポップカルチャーと労働・貧困の関係、若者が抱える「働くこと」のしんどさ、発売されたばかりの『POSSE vol.15』の大阪橋下特集などについて、 多彩な議論が交わされました。

全体をとおして、普段なかなか聞くことのできない読者の方からのPOSSEや雑誌に対する貴重な意見を聞くことでき、私たちボランティアスタッフにとっても非常に参考になりました。 この経験を次回以降の雑誌制作に活かしていこうと思います。

POSSEでは今後も雑誌に関して読者の方々と意見交流をし合える場を設けたいと思っています。 ぜひ、ご感想やご意見をお聞かせください。 なお、『POSSE vol.15』のアンケートも募集しています。 また、雑誌の取材、誌面デザイン校正等の編集作業を行うボランティアスタッフも常時募集しておりますので興味のあるかたは下記連絡先までご連絡ください。

『POSSE』編集部ボランティア(大学4年)

◆『POSSE』とは?

『POSSE』はNPO法人POSSEが発行する雑誌で、「新世代のための雇用問題総合誌」として若者による雇用・貧困問題の政策提言を目的としています。 2008年の創刊以来、年に4回発行しており、これまで新聞やインターネットなど各メディアで取り上げられてきました。 現在は大学生や20〜30代の社会人のボランティアを中心に活動しており、特集の企画から取材、誌面の制作まで手がけています。


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POSSEとは

『POSSE』は日本で唯一の若者による労働問題総合誌として、2008年9月に創刊しました。NPO法人POSSEのスタッフが中心となり制作し、これまで16巻を出版、4年目を迎えました。労働・貧困問題をテーマに、現状、政策から文化までを論じています。

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